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南蛮挽き

南蛮挽き 内側のみに手を添えて丸みを持たせるため外側はひび割れたようなマチエールとなる

今日は備前焼について少し

ちょっと特殊なロクロ技法をご紹介します。

【南蛮挽き】なんばんびき

画像を見ていただければわかると思いますが、

壺の表面がゴツゴツとしています。

どこか

土が乾燥してひび割れたような、

そんな表情していませんかね。

これはロクロを挽く際に、

内側だけに手を添えて丸みを持たせることで

ゴツゴツとひび割れたような仕上がりになります。

丸みを持たせるという事は

内側から外側へ力が加わり、

土を外へ押し出すような形になりますので

外側は盛り上がってくるような土の動きになります。

外側にはまったく手は添えないので

なぞった様にきれいに平らにならず

粘土にひび割れが出来るわけです。

粘土の中に小石が混じっていた場合は

内側から押し出され表面に浮かび上がります。

ある作家さんに

このロクロ挽きを見せていただいたのですが

石が浮き出てくるときに

プチプチプチッ

って音が鳴っていました。

まるで生き物のように

土が動いているようでしたよ。

・・・

実はこの技法、

当店取扱い作家さんの一部だけが使っている言葉で

実際には南蛮挽きとは呼ばない可能性もあります。

ネットでも調べてみたんですが、

鴨南蛮とか

美味しい珈琲の挽き方とか

ヒットして調べることができませんでした。

備前へどこから

どのように伝わったりしたのか

誰が始めたのかなど

引き続き

いろんな作家さんに聴いて調査してみますので、

ある日突然に

技法の名前が違いました!!

ってこともありますのでご了承ください。