備前焼ムービーレポート

当店取扱作家の作陶風景です。備前焼作家の作陶風景を動画でお楽しみください。

小橋順明先生の作陶風景(玉乗り跳ね獅子の制作)
玉乗り跳ね獅子制作動画です。
※この動画はYouTubeにアップしておりBGMが流れます。再生の際にはご注意ください。

第一回

第二回

第三回

最終回

以下のムービーは動画のみで音は出ません。

伊勢崎競先生の作陶風景(鶴首花入のロクロ挽き)
伊勢崎競先生の鶴首花入のロクロ挽きを撮影した動画です。
鶴首は形成→乾燥→焼成で形が非常に変化します。
焼成後の形をイメージしながらのロクロ挽きとなり、とても高度な技術が要求されます。

小橋順明先生の作陶風景(狂い獅子香炉の型抜き)
小橋順明先生の狂い獅子香炉の頭部型抜きを撮影した動画です。
獅子の頭のパーツを石膏型から型抜きしています。
入れ子になった石膏型から丁寧に形成しながら抜いていきます。
たてがみの一本一本までヘラを入れていきます。

小橋順明先生の作陶風景(天拝獅子香炉の石膏型作り)
小橋順明先生の天拝獅子香炉の石膏型製作を撮影した動画です。
獅子の尾のパーツの石膏型を作っています。
パーツごとに石膏型を取り、最後にパーツを組み合わせて完成します。
上手く型が抜けるよう、入念に型取りを考えます。
複雑なパーツの型取りは多方面におよび、綺麗に型が抜けるかは熟練が要求される作業になります。

小橋順明先生の作陶風景(急須の茶漉し作り)
小橋順明先生の急須の茶漉し製作を撮影した動画です。
小橋先生のライフワークともいえる急須。
その繊細な茶漉しはこうして作られています。
備前の土を使い、ひとつひとつ穴を開けていく作業はちょっと気を抜くと壊れてしまいます。
ひとつ作るのに30分ほどかかります。

高力芳照先生の作陶風景(攻め焚き)
高力芳照先生の窯焚き(攻め焚き)を撮影した動画です。
タイミングを見てたくさんの薪を投入。
投入した薪を燃やしきるとまたたくさんの薪を入れる作業を繰り返し行います。
窯は高温となり、辺りには窯の熱気と張り詰めた緊張感が漂います。

高力芳照先生の作陶風景(徳利のろくろ挽き)
高力芳照先生のろくろ挽きの動画です。
徳利をろくろで挽いている様子です。
高力先生のおおらかで大胆な造形はこのロクロから生まれてきます。
筒型の粘土が徳利の形に変化していく工程が見られます。

渡邊琢磨先生の作陶風景(網代の模様付け)
渡邊琢磨先生が網代(あじろ)模様を施している作陶動画です。
ひとつひとつ丁寧に模様を施していきます。
非常に手間のかかる作業ですが、素朴な意匠の作品に仕上がります。

渡邊琢磨先生の作陶風景(まだら土の作陶)
渡邊琢磨先生のまだら模様の土味を活かしたぐい呑の作成動画です。
丁寧に石よりをした後に形成の作業になります。
まだら模様を残す為に電動ロクロを使わず、手捻りでじっくりと形成していきます。
形成された物は少し乾燥させ、次に模様を浮き出す削りの作業に入ります。
高台を削りだした後は、表面をなめして仕上げの作業になります。
仕上げの作業を怠るとひび割れが生じて水漏れの原因となりますので手が抜けません。

多久守先生の作陶風景(湯呑のろくろ挽き)
多久守先生のろくろ挽きの動画です。
緋襷用の筒湯呑をろくろで挽いています。
備前の土がまるで生き物のように変化しているのがわかります。
何度挽いても同じ動きで、無駄のないロクロさばきです。

その1

その2

その3

横山直樹先生の窯焚き風景
火入れしてからちょうど1週間くらいの窯焚き風景です。
ゆっくりと温度を上げていっている時期になります。
窯の中のオレンジ色に変化した作品がよく分かります。
窯の内部はこれで約930度くらいです。

横山直樹先生の菊ねり
菊ねりとは粘土の中の空気を抜く大事な作業です。
練った後の粘土の模様が菊の花のように見えるために菊ねりと呼ばれます。
動画は菊の模様が分かりやすいため途中で止めていますが、最後には砲弾状にして使用します。

藤原康先生の石目技法
石目の技法はどろどろに溶かした粘土を布を使って作品に塗りつける特殊な技法です。
何回も作品に粘土を塗りつけるため、かなり根気のいる作業です。
塗りつけられた粘土は凸凹の表面になりゴツゴツした石の様になります。

藤原康先生の石目仕上げ
どろどろの粘土と布によって作られた凸凹の先端はかなり鋭くなります。
程よく乾燥させた後、椿などのつるつるした表面の葉っぱを使い表面を磨いていきます。
丁寧に磨く事で角が取れ表面が落ち着きます。

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