先日の定休日は備前へ。
心もとなくなってきた在庫の補充を兼ねて
伊勢崎創さんの工房、ギャラリー陽山居に立ち寄ってきました。
風情のある茅葺屋根の備前焼ギャラリーで、とても落ち着ける場所です。
庭には古備前の甕が幾つかおいてあり、
ちょうど通り雨でしっとりと濡れとてもきれいでした。
古備前の甕をバックに、きれいな山紫陽花。
縁側には創さんの作品が並べてあります。
靴を脱がなくても気軽に作品を拝見できます。
茅葺屋根の中は備前焼ギャラリーになっており、
作品をじっくりと選ぶことができます。
ちょうど創さんの奥様がいらっしゃったので
伊部の事とか備前焼販売の傾向などを。
途中から創さんも加わって
話題は東京国立近代美術館で開催された備前焼の企画展の話しに。
この企画展は古備前の秀作から
備前焼の人間国宝、岡山県重要無形文化財保持者の作品がたくさん展示され、
地元岡山でも気軽に見ることができない物ばかり。
その中で現代の備前焼作家として
伊勢崎創さんの作品もピックアップされています。
図録にはそうそうたる顔ぶれの中に
創さんの稜線を活かした作品が並んでおり
とても見ごたえがありました。
今回、この企画展用に
初めて作ったと言われていた稜線の緋襷茶碗。
とても稜線の美しい茶碗でした。
全国各地を巡回するようですので
機会があればぜひ見ていただきたい企画展です。
岡山に巡回してくるのは1年後、
その時まで図録を眺めながらゆっくり待ちましょうかね。
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