自然練込ってどんな技法?

自然練込ってどんな技法?

 

最近の新着商品でご紹介している横山直樹さんの自然練込作品。

 

今日は自然練込とはどんな技法なのか、

ざっくりとですが書いてみたいと思います。

 

自然練込(しぜんねりこみ)と読みます。

 

自然練込は横山さんの師匠である川端文男先生が発表された備前焼の技法で、

川端先生の弟子である人たちだけが自然練込の技法を使うことが許されています。

 

特徴はマーブル模様の土肌。

マーブル模様を際立たせるために緋襷で焼成されます。

 

このマーブル模様ですが、

地層から掘り出された原土に近い状態で形成することで現れます。

 

備前焼の原土は鉄分の多く含まれる部分やそうでない部分が

複雑に堆積した状態で地層に埋まっています。

 

備前の粘土

 

上の画像の粘土は結構精製した状態ですが、

それでも所々に黒い部分や白い部分がまだらになっているのが分かると思います。

 

このまだらの状態を維持したままで形成、焼成すると

あの自然練込特有のマーブル模様の土肌になるわけです。

 

土が混ざり合ってしまうため、形成は轆轤を使用しません。

すべて手捻りで形成されています。

 

どこか優しく柔らかい造形は手捻りから生まれているものです。

 

 

自然練込の特徴であるマーブルの土肌は、使うほどにしっとりと育ってきます。

 

自然練込は備前土の素朴な風合いを最大限に楽しんでいただける技法です。

 

個人的には自然練込のカップを毎日使っていただくと

その良さが分かっていただけると思っています。

 

この機会に、ぜひ一度お試しくださいませ。

 

 

 

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