ここ数日の朝晩の涼しさにホッとしますね。
ただ、日中はまだまだ暑いですけど。
さて、
岡山福渡の銘菓、すぎ茶屋饅頭をいただきました。
黒糖風味の素朴なお饅頭です。
ありがとうございます。
早速、備前焼へ。
渡邊琢磨作、豆皿。
いろんな土を混ぜて塊にし
土を練らずに焼成したものです。
微妙に余った土を混ぜたので
二度と同じものは作れないとか。
いろんな土の表情が愉しめる作品です。
見た目が同じように見えても
微妙に土の表情が違っていたりするのは
備前にはよくある事です。
窯出しの時に
同じ形のものがたくさん並んでいる中に
ひとつだけ違う土が混ざっていたり・・。
機械なら均等に練ることができますが
手作業の場合、土の成分にムラが出たりします。
同じ形のものだと土の違いがよく分かるので、
テストピースを兼ねて
あえて土味を変えて同じものを作る作家もいますし。
ひとつ前の窯の作品が混ざっていたり。
景色が違うのは備前焼の最大の特徴なんですが、
土の表情も違う事がわかるようになってくると
より備前焼を愉しむことができると思います。
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