昨日は急遽、臨時休業で大変ご迷惑をおかけいたしました。
多久守さんから連絡が入り、
来週に控えている岡山での展示会を前に
今回の窯の作品を観に来ないかとのお誘いでした。
これは必ず観ておくべきと判断し急遽建部へ。
最近はストックしている土の検証を一からやり直ししており
ここ1年は膨大な仕事量だったとのこと。
工房の壁にはたくさんのテストピースが掲げてありました。
来週の展示会には検証のためにテストピースとして焼かれた酒呑を
百土盃揃として展示されるとのこと。
工房に置かれていましたが、
様々な土の表情
様々な土の発色
備前土の無限の可能性を感じることができます。
機会があればぜひ、ご覧いただきたいと思います。
今回の検証を終えたことで、ここからが作陶の起点になると。
今後は窯の焚き進め方や窯の補修を通して、
より挑戦的に取り組んでいけるとおっしゃっていました。
気がつけば外も暗くなり、
作品の余韻に浸りながら帰路につきました。
やっぱり行って良かった、
と帰りの車の中で感じた訪問でした。
最後になりましたが、皆様に朗報があります。
来年早々に多久守ネット個展開催が決定いたしました。
作陶人生の起点となる作品を、
地方でなかなか見る機会の少ないお客様に
ぜひご覧いただきたいと思います。
詳細はまたこのブログにてご案内いたします。
ご期待くださいませ。
コメント