
若手作家の湯呑
今日も暑いですね。
さて、先日の伊部めぐり。
普段よりご縁があって交流のある備前焼作家金重充宏さんのご実家、
備前焼窯元六姓の金重利陶苑に伺ってきました。
金重利陶苑は、備前焼窯元六姓のうちの一つである金重家の総本家窯元で
備前焼の窯元の中で最も古い歴史を誇ります。
その金重家に生まれた充宏さんは現在、窯元の運営を行いながら
作家活動もされています。
日々、備前焼の焼成について研究し
作家として理想の作品を出すべく研鑽していらっしゃいます。
先日、窯を出されたとのことでしたので作品を拝見しに伺ってきました。
作品と歴史ある窯場を拝見することができ、とても興味深い訪問となりました。
作風は画像で伝わると思いますが、シンプルな造形に土の質感を大切に。
とても研究熱心であらゆる検証を繰り返し、
作品に活かそうとされています。
今後の作陶が愉しみな若手作家さんですよ。
今回は土肌がよく分かるお湯呑を1点いただいてきました。
普段使いの湯呑として、愛用してみたいと思っています。
コメント