ひと窯で数点、引出黒の酒器

朝は涼しかったのですが

やっぱり暑くなりましたね。

 

さて、毎週土曜日は新着商品のアップ日です。

 

近藤正彦作、引出黒徳利 引出黒酒呑

 

引出とは、

 

その名の通り

焼成中に窯の中から高温の作品を引出し

急冷する技法です。

 

引出黒は

黒備前を引き出したもの。

 

引出は

通常の備前焼を引き出したものです。

 

今回の作品2点は黒備前を引き出しているので

どちらも引出黒です。

 

窯から引き出された作品は

高温の状態でもみ殻や灰の中に入れることで

強還元がかかり

胡麻が画像のような色合いに発色します。

 

少し緑がかった透明の釉薬がかかったように見えます。

 

急冷するので

作品が破損する事も多く、

 

また、窯の限られた場所しか

窯から作品を引き出すことができないので、

 

ひと窯でも数点しか引き出すことはしません。

 

当店では

上がりが良ければひと窯で1点ずつ

仕入れるようにしています。

 

貴重な作品ですので気になる方はお早めに。

 

そう言っているうちに、

ブログ書いている途中でぐい呑は売れてしまいましたが・・

 

この機会にいかがでしょうか。

 

ブログの画像はかなり光を当てているので

飴色になっていますが実物はもっと黒いです。

 

サイトの商品詳細画像の方が

実物には近い色合いになります。

 

 

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