
引出湯呑(高力芳照)
今日から9月ですが、まったく涼しくなりませんね。
今日も岡山はとても暑いです。
さて、今日は「店主のイチオシ!」ということで、
数ある在庫の中から店主選りすぐりの作品をご紹介いたします!
よろしくお願いいたします。
本日のイチオシ!は、高力芳照さんの引出湯呑。
シンプルな筒形ながら味わい深い造形が魅力の高力さんの湯呑。
通常の焼け上がりの筒湯呑もイチオシなのですが、
この引出湯呑は表情に特徴があります。
引出しとは焼成中に窯の中から作品を引き出して急冷させる技法です。
焼成中に引き出せる作品は場所が限られているため、通常の備前焼に比べて非常に数が少ないです。
急激に冷ますため破損のリスクが非常に高く
また作品が高温で非常に柔らかい時にひっかけて窯から出すので
歪みやくっつき、キズが多く頻繁に入荷するものではございません。
引出しの特徴は強還元がかかるため青灰色で透明な胡麻にあります。
透明な胡麻の色合いも飴色だったり緑色がかっていたりと個体差があり、
とても美しく見ていて飽きの来ない仕上がりになります。
透明な釉薬がかかったようになるため、
ザラつきがほとんどなく手触りが滑らかになっています。
希少性と美しい色合いが愉しめる高力さんの引出湯呑は
店主のイチオシ!でございます。
この機会にお気に入りのマイ湯呑としていかがでしょうか。


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