
順明の急須
このたび小橋順明さんのネット個展を開催いたします。
現在準備を進めておりまして、
詳細が決まり次第ブログにて告知させていただきます。
ここで少しだけ小橋さんの経歴を。
1976年
岡山県岡山市生まれ
1997年
倉石文雄氏(現代陶芸家、香川大学教授)に師事
この頃より急須をテーマに制作を始める
2000年
香川大学教育学部小学校教員養成課程美術陶芸専攻 卒
2002年
香川大学大学院教育学研究科教科教育美術陶芸専攻 修了
鷹取閑山氏(備前焼作家 伝統工芸士 故人)に師事
2003年
陶によるインスタレーションなど現代美術作品を制作、発表し始める
2005年
備前焼窯元 泰山窯で陶工となる
2008年
独立、初窯
備前細工物を制作し始める
2014年
陶を主体としたミクストメディアの立体作品を制作し始める
2015年
備前焼によるアノニマスデザインのブランドQuiet Houseを起ち上げる
備前焼作家としては急須と細工物が中心の発表で、
食器は備前焼工房QuietHouse名義にて陶芸家4人によって制作を行っています。
今回のネット個展でご紹介する急須に関しては大学在学中より
ライフワークとして研究、制作を行い、
近年では「順明(じゅんめい)」名義にて急須の発表を続けています。
小橋さんの急須は機能美による造形も非常に美しいのですが、
茶漉しをぜひ見ていただきたいと思います。
大きさ 0.9 ㎜弱の穴を一つ一つ手作業で開けており、
小さいもので600~800、大きいもので800~1000個、穴が開いています。
この穴の細かさにより「深蒸し茶」など
茶葉の細かいお茶もしっかりと濾すことが出来るそうです。
以下は茶漉しについて詳細が書かれているページです。
今回は急須をメインに細工物や茶入れも少しご披露できる予定です。
ご期待くださいませ。
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