
火襷瓢花入 Takahiro Hosokawa -朮-
曇り空の岡山です。
9月に入って涼しくなりましたが、相変わらず天気は良くないですね。
さて、朮(おけら)の花が咲きました。
あまりなじみのない植物ですが、
春の新芽は山菜として、根っこは生薬として使われるみたいです。
毎年、少し桃色がかったアザミに似た花を咲かせてくれるのですが
今年は葉っぱがまだらになってしまいましたね。
細川さんの瓢花入れへ。
濃厚な緋襷の発色に
少し首を傾げた味わい深い瓢の造形。
非常に存在感を感じる花入れですよ。
地肌が茶色の発色なので
備前焼自体が派手ではなく花入れにはぴったりの焼け上りです。
野の花を生けるにはおすすめのあがりですよ。
秋が深まってくるこの季節にぴったりのアイテムです。
おひとついかがでしょうか。
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