おいしそうなリンゴをいただきました。
ありがとうございます。
とても大きなリンゴ、
食べごたえがありそうです。
藤原康作、塩青鉢へのせて。
木瓜型の鉢の青と
リンゴの赤のコントラストが
とても綺麗ですよね。
塩青焼とは、
ドーム型の小窯を使って焼成される青備前で
食塩を使って還元をかけるのが最大の特徴です。
焼成の最後に食塩を焚き口から投入する事で
窯の内部が還元状態になります。
還元焼成で青色の発色を狙うのは
よくある青備前と同じ原理なのですが、
投入された食塩が気化して作品の表面に付着、
透明の釉薬がかかり滑らかになります。
ドーム型の利点としては塩釉が作品にまんべんなくかかる事、
登り窯のような構造では前面にしか塩釉が付着しません。
塩青の魅力は青灰色の発色の綺麗さと滑らかな手触り、
また緋色の発色も狙えるので青と朱のコントラストの美しさ。
ただひとつ難点は、小窯の為に周りの環境に左右されコントロールが難しく
きれいな発色にあがるのは一握りで数が取れないという事です。
通常の備前焼とは一味違った塩青焼、
そんな貴重な塩青の作品をサイトでもできるだけご紹介できたら
と思っています。
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